テキト=HAPPINESS

ADHD × こそだて × しごと × 映画 の日々。

キラキラママにはなれないけど

内向的なのは生まれ持った性格だから今更変えられない。おしゃべり大好きでいつまでも立ち話してるママさんがいるけど、自分はそういうのが苦手だ。ネタが止まってしまう。いろいろ考えてやっと話題が出てくる感じ。静かなのが心地いいタイプ。子供には「こんなママでごめんね。」と心の中でつぶやく。

 

社交スキルは、ママになるとさらに必要で、私みたいなコミュ障にはほんとフリ。子供のためにがんばってもみるけど、かなり気疲れしてしまう。

 

一匹狼でもいい。どう思われたっていい。自分の"ちょうどいいところ"を守るんだ!苦手な場なら退避したっていい。それかその時心に余裕があるなら溶け込んでいければ合格!

 

公園での場面、他のママの存在が、"喋らなきゃいけない"って言う圧を背中に勝手に感じてる。意識しすぎて動きが少しぎこちなくなってくる。こんなんだからいつもおかしいって笑われる。

 

ーいつも自然体でいたい。落ち着いていたいけと、いつも周りに対して防御壁を張っている。子供が生まれたばかりで、付きっきりで子供の世話をしていた間は「自分はやれている」という自負があったけど、仕事に出るようになって社会と関わると、いろんな意味で打ちのめされる。自分に自信が持てなくなってきて、どんどん無口になってくる。おまけに最近はどもりも多くなってきた。

 

それでも子供たちが「ママ好き!」って言ってくれるから、こんな自分でも好きになってもいいんだと思える。比べることをやめて、自分の幸せにフォーカスするのが大事。

 

十数年前の若い頃の自分は、誰からも気に入られようとしていたような人間だった。周りの機嫌を伺って、いい人を振りまいて。あと誰に対しても"同じ"でいようとしていた。でもそれが自分の首を絞めていたんだと思う。名前は覚えていないけど、昔見たハリウッドスターへのインタビュー番組で、人はいろんな顔があっていいんだって聞いたのがすごく興味深くて印象に残っている。

その方が人としての面白みがあって、その人の魅力にもなるんだって。私はそれを受け入れて、自分のいろんな面を楽しんだ。好きなことを追求した。

 

次第に、みんなに気に入られようとしなくていいんだ。自分を認めてくれて大切にしてくれる人だけを大事にしよう。という考えに変わって肩の力が抜けていった。

 

毎日の小さな経験と努力の積み重ねが今の自分を作っている。私はずっとずっと、「自由になりたい」と夢見てきた。いつかありのままの、常に等身大の自分で、何があってまあ動じない、自由な心を手に入れたいと。その夢に少しは近づいてきたのかな。