自分は蔵馬なのかと思った。
週一でデイケアに通っている。
私が通っているクリニックはデイケア組は院外の敷地の駐車場に車を停めなくてはならなくて、
少しでも運動不足を解消するためにあえて遠い駐車場に停めて徒歩でクリニックに向かいます。
静かな住宅街の細い道を通ってクリニックに向かうのですが、
お庭がきれいに整えてあってきれいな花の鉢植えが並んでいてとてもすてきな道なのです。
初めて見学に行くときは、デイケアはどんなところなのかわからず不安でした。
でも数回通ってみたら、仲良しチームはテーブルや喫煙所で集まっておしゃべりしてたり、調子悪くてうなだれてる人がいたり、とても自由な空間で、
私にとってはなんだか平和な光景でした。
そのクリニックは外来もいつも混みあってて、
みんな同じなんだと。
みんなコロナなり、仕事のストレスなり、家庭環境なりでダメージを受けて
心を病んでる人がいっぱいいるんだと。
ひとりじゃないなってなんか平和な気持ちになったのでした。
今は顔なじみはいるものの会話するまでは発展しませんが、
ボッチ組はしばらくの忍耐です。
いつか私にもお友達はできることでしょう。(多分・・。汗)
デイケアは行くことが目的だからね。
社会復帰するために、一日のリズムをつけるためでもある。
そんな目的を知って、相当調子悪くなければ行くようにしている。
ある日の帰り道。
こんな細かな小さな花が地面を覆っていた。見たことのない花。
私はこの可愛さにいつもみとれてしまい、写真を撮りたいと思っていたんですが、
なんとなく周りを気にして住宅街で写真を撮ることは控えていたけど、
今日はどうしてもという気持ちが強くなってしまい写真を撮らせていただきました。
(怪しいものではございません。おうちの人、すみません。)
その時、自分はつくづく植物が好きなんだなぁ。。
と感じた。
ときには目に入った雑草の造形の美しさにも見とれてしまうことがあるほど。
でもうっかりそれを口にしてしまったら、
浮いてしまうことは明らかだろう。
山の稜線の美しさとか、秋から冬ごろの夕陽に照らされてオレンジ色と緑が入りが混じった微妙な濃淡。紅葉。
緑が豊かな土地に生まれてからずっと私を育んでくれた自然。
実家の景色を見るととても落ち着く。
この可憐なお花をエルサの魔法のように、手を振りかざし、あたり一面にお花を敷き詰めることができたらなんて素敵でしょう。。(妄想止まらない)
そんなことを考えていたら、昔夢中になったアニメのキャラクターを思いだした。
幽遊白書の蔵馬である。
蔵馬は自らの妖力で植物を自在に操る能力を持っている、
美形のあのキャラクターですが、
90年代が青春時代の自分にとってはもっともエモいアニメである。
キャラクター自体は美形で人気があったけどキザキャラが得意ではなかったの。(._.)
当時の流行りなのかセーラームーンのタキシード仮面にしても、
だいたいキザキャラいたよね。
まぁとにかく蔵馬みたいに体中から植物をあふれさせる能力があるのかもしれないと
錯覚したそんな瞬間なのでした。
やばい暑さで完全にやられてる(笑)
みなさまもお体に気をつけてね
ノシ